不倫で離婚した際の親権獲得について

こんにちは。
LSP探偵事務所です。

探偵の調査などによって不倫が確定し、関係修復も難しい場合は、真剣に離婚を検討する必要があります。
この際大きな問題になるのが子供の親権者の決定です。
「不倫をした側が親権を取るなんてとんでもない!」 と考える方も多いと思われますが、
不倫が親権獲得に与える影響をお話しします!

不倫の事実は直接関係しない
結論から言うと不倫をしたという事実自体は、親権者の決定に影響を与えません。
不倫はあくまでも夫婦間の問題で、子供には直接関係ないからです。
不倫をした方の親が親権者になるケースは、実際にいくらでもあります!
その為、不倫の決定的な証拠を入手したからといって、「離婚すれば子供の親権も取れ る!」と考えるのは危険です。
当事者間の話し合いのみで離婚する協議離婚ならともかく、調停や裁判に 持ち込まれると、
不倫の事実はほぼ問題にされなくなります!

親権獲得に大きく関わる事柄
親権を獲得するためには そもそも何を基準にして親権者が決められるのかを知っておく必要があります。
基準はいろいろありますが、特に重要なのは 以下の4つの原則です!
・母性優先の原則
・継続性の原則
・兄弟姉妹不分離の原則
・子の意思尊重の原則

親権獲得に影響するケースも色
ここまで見てきたように不倫自体は親権の行方にほとんど影響しません。
しかし不倫をしている時に親権者の決定に 影響する可能性があるのは 以下のような問題です!
・不倫にかまけて家事や育児に参加しない
・不倫相手と生活を共にしており、 子供と一緒に過ごす時間が短かった
・不倫相手に子供を会わせ、「パパ・ママ」 と呼ばせるなどしていた
・子供を虐待していた
これらの事実を証明できれば不倫をされた 側が親権を獲得しやすくなります!

まとめ
不倫問題に限らず両親が離婚に至った経緯と子供の養育は、基本的に切り離して考えなければなりません!
不倫をされた側が親権を勝ち取りたい時は、もう少し踏み込んで情報を集め、
自分の方が親権者にふさわしいと証明する必要があります。
親権獲得に向けた配偶者の素行調査・ 不倫調査は是非LSP総合探偵事務所にご依頼ください!